三重県津市にて屋根修理〈破風板金巻き工事〉


ご依頼のきっかけと当社からのご提案
漆喰の劣化が気になるとのことで漆喰工事のご依頼をいただきましたが、破風部分の劣化が気になるとのことで、漆喰工事を行う上で足場を組むついでに、板金を撒いてほしいと追加工事のご依頼をいただきました。
破風とは、屋根の妻側の端で、場所によっては雨樋が取り付けられている部分です。
破風とは
破風とは屋根のすぐ下の側面についている板やその部分を指す建築用語で、「風を破る」という漢字の通り、下から吹き上げる雨風を分散させ、屋根裏に吹き込むことを防ぐ役割があります。また、雨風を防ぐだけでなく、火災のときは延焼を防ぐ効果も。とても重要な場所ですが、屋根の突出した部分にあたるため、紫外線や雨風の影響を受けやすく、劣化も激しい部分です。
破風板
破風に取り付けられている板を破風板とよびます。木製や金属製、窯業系などがありますが、木製のものは定期的なメンテナンスが必要なため、金属製のものや、合成樹脂のものが近年人気となっています。今回は金属製のものを採用させていただき、既存の破風板にかぶせる「板金巻」という工事をおこないました。一般的にはガルバリウム鋼板が使用されることが多く、耐候性、耐久性に優れ、長期的にメンテナンスフリーで過ごしていただけます。
▷参考記事:屋根の各部分の名称
施工前と施工後

施工前と施工後

施工前と施工後

担当者のコメント
このたびは「P-STYLE」にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
築50年を経過している建物でしたので、破風の部分もかびて黒っぽくなり、劣化していましたが、
今回の板金巻の工事で、雨風にも強く、長期的にメンテナンスしていただかずに過ごしていただけるようになりました。
破風は屋根の下の側面にあって、路上からでも目に入る場所ですので、新しく板金を巻くことで、外見の印象も改善されたかと思います。
昔ながらの重厚な和風建築の雰囲気は壊さずに、修繕させていただくことができました。
「P-STYLE」ではこういった部分的な修理も承っております。
屋根修理や屋根工事に限らず、屋根のことで気になることがありましたら、お気軽に「P-STYLE」までご相談ください。
現場住所 | 三重県 津市 |
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施工内容 | 破風板金巻き工事 |
施工箇所 | 屋根 |
施工期間 | 2週間 |